スタッフ日記

2018年11月06日

白トリュフ入荷しました

皆様こんにちは。
日の入りがすっかり早くなりまして寒い日も増えてきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでお気をつけください。
僕みたいに調子にのって短パンで自転車を漕いでたりすると風邪をひくので止めましょう。

ウコン…ではなくて白トリュフです。
今更かもしれませんがトリュフには白と黒がありまして白のほうが貴重です。
黒トリュフはフランス、イタリアなどヨーロッパ各地で採れますが、白トリュフはイタリアの一部でしか採れません。
今回入荷したものは白トリュフの中でも最高級とされるピエモンテ州アルバ産のものです。
(ちなみに白・黒ともにセイヨウショウロ属の分類ではありますが厳密には違う種です)
どんな香りかと尋ねられましても正直困ります。
トリュフ、特に白トリュフは唯一無二の香りです。

黒トリュフは主に加熱、加工して食しますが、白トリュフはそのままの香りを楽しむため
ごく薄くスライスして生でいただきます。
生の牛肉やシンプルなパスタなど、主張の強くない食材と合わせるのが一般的ですが、
中でも最高の相性とされるのが(ちょっと意外かもしれませんが)鶏卵です。

香りを保つため、上の画像のように密閉容器に入れて保存します。
その際、卵と一緒にすることで適度な保湿効果を得られる上に、ゆっくりと卵にトリュフの香りが移って行きます。
ディボディバではこの卵を使ったオムレツをご用意しております。
もちろん仕上げに白トリュフをスライスしてお出しします。いかがでしょうか?

あ、それとアルバ産の白トリュフは同郷の赤ワイン、バローロ(特に10年以上熟成させたもの)と合わせるのが
至高のマリアージュだとか…熟成バローロ、ディボディバの地下にはいっぱいありますよっと。

趣味のコーナー

いつになく露骨な宣伝をしたので少々疲れました。
猫画像でお茶を濁してバランスを取ることにしましょう。

 

私、福家の飼い猫・ぶりざえもん(雑種2歳)です。
一般的に猫の社会では目を合わせ過ぎると宣戦布告になるそうですが
野生を忘れた哀れなこいつは常にガン見です。

どんな状態でも視線は外しません。

…ひょっとして喧嘩を売られているのでしょうか?

隙を狙って後ろから一枚。黒光りは黒猫の嗜みです。

「おいハゲ、肖像権って知ってるか」
残念、猫に人権は無いのだよ。

それではまた。失礼いたしました。

福家

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